t-kuma@web > Archives > 2006/06/16 > またまたおひさしぶりになってしまいました
今年の札幌まつりは雨で残念です。祭そのものは人口密度の高い状態が嫌いなので興味がないんですが、祭の前夜や祭の朝に、通勤のために出店でひしめきあう中島公園の中を通るのが好きなので。
祭の前日、朝のうちから少しずつ大きなテントが建ちはじめ、夜になると魔法のようにすべての出店ができあがってる。昨日まではゆったりと通れていた公園内の道路が狭くなり、閉じられた出店の中からは準備している人たちが発する、非日常がやってくることを感じさせるような「予感の気配」がする。
実際に祭がはじまったその時よりも非現実的な感じがして、ほんの少しだけ背筋がひんやりと、同時に訳もなくわくわくとしてしまいます。そんな祭前夜の雰囲気がすごく好きです。
それは祭りの2日目の朝にも同じような「予感の気配」が感じられ、祭の翌日の夜には、また魔法のようにすべての出店がなくなってる。まるでなにもなかったかのように、きれいさっぱり消えてしまう儚い感じもまた好きです。
ぜんぜん話がかわりますが、最近はずっと「東京大学のアルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・キーワード編」を読んでました。以前読んでた「歴史編」も面白かったけど、今回も非常に面白かった。とりわけ第 2 章のダンスから見た音楽に関する記述が興味深かったです。音楽を聴くにしても演奏するにしても、身体の動きはそれに対して重要な影響を与えているとは漠然と感じていたけど、この方向からしっかりと切りこんだ文章ってのは初めてで、非常に良かったです。